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足の水虫

[2022.08.22]

こんにちは。院長の牧野です。

最近、「足の水虫ではないですか」とご相談いただくことが多いです。足の水虫は正式には足白癬といいます。白癬という真菌(かび)です。足の指の間の皮がむけたり、足の裏では皮むけやカサカサができたりします。水虫と思ってない方もいらっしゃいます。

診断は、足の鱗屑(フケのような皮むけ)をとって、顕微鏡で真菌がいるか見るだけです。すぐに終わります。なかには、白癬ではなく、汗で角質がふやけて、皮膚がむけていることもあるので、皮膚科で調べてみないと白癬かどうかはわかりません。

治療は、指の間だけなら数週間抗真菌薬外用で治りますが、足の裏は皮膚が厚く1,2か月外用することが多いです。それでも改善しない場合は抗真菌薬内服することもあります。

足の皮むけが気になる方は、一度受診してみてください。すでに市販薬など抗真菌薬外用中の方は、受診1週間前には市販の抗真菌薬を中止してきてください。外用していると調べても白癬は見つかりませんので。

次回は爪の白癬を予定しています。

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