メニュー

制汗剤

[2022.12.05]

こんにちは。院長の牧野です。

 

今回は制汗剤の紹介をいたします。脇の汗を抑える薬は以前紹介しましたが、脇以外の手や足などの汗を抑える薬はまだ保険診療ではありません。大きい病院では院内で塩化アルミニウム六水和物水溶液を作って手汗の治療に使っていました。作用機序としては、アルミニウムの金属イオンが汗管を閉塞することで発汗が減少することが考えられています。ただ、クリニックでは製剤を作って保管しておくのがなかなか難しいです。

そこで、今回ご紹介するのは、D-barディーバー(医薬部外品)です。成分のミョウバンは硫酸アルミニウムを含んでおり、アルミニウム製剤と同様の制汗作用を期待できます。また、イソプロピルメチルフェノールは、殺菌作用のある成分で、薬用せっけんや薬用はみがきなどにも含まれています。D-barの使い方は、スティックの底部を回して1cm程度繰り出し、乾いた清潔な肌に3~4回ムラなく塗布してくだくだけです。朝塗るだけで夕方まで効果が持続し、肌への負担は最小限で、 細菌の増殖や汗の臭いを抑えます。

スティックタイプの他に、D-tubeディーチューブはクリーム状で手や足の指に塗りやすくなっています。

当院で販売していますので、一度ご相談ください。

D-bar 15g 1650円(税込)

D-tube 40g 1980円(税込)

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME